最近の活動から「朗読と語り研究」の一年 (大阪芸術大学短期大学部広報学科)
2007年3月2日

若者たちと共に、5年目の教室
週に一度、短大に出講するようになって5年。演習を続けるひとりひとりの作品をDVD-R
に収め、卒業する学生に渡したいとずっと思っていましたが、いろいろな事情で実現せず、
今回ようやくできそうです。講座の様子をこのページにも記録しておこうと思います。
 
教材
「車のいろは空のいろ」(あまんきみこ著)。この中から好きな作品を選び、演習します。
 
朗読の基礎として伝えたこと
他者の演習を聞くとき、文字を目で追わない。
しっかり聞いて、どのような表現がよく伝わるのかを考える。
自分の声を聞きながら読む。(話すときも同じ)
文字を読まずに、意味のつながりを考えて読む。
自分の読みたいようにではなく、聞く側の気持ちになって読む。
登場人物の会話表現は、次に「地の文」に戻るとき、ちゃんと戻れる範囲で。
「地の文が読み手」なので、そこが揺れてしまうと安心して聞いてもらえない。
声や表現を作らない。自然がいちばん。

 
教室で斎藤作品 
昨年度の学生のアンケートに「吉田さんの語りを聞いてみたかった」とあり、斎藤作品を聞いてもらいました。7月最後の授業と9月最初の授業で。聞き手との距離が近いので、ステージとはまた違います。語りのひとつの手法を受け止めてもらえれば・・・。
 

 
 
DVD-Rに
森本亮さん(副手)の手で収録と編集が行われ、タイトルも付いた立派なDVD-Rになりま
す。社会に出てゆく学生に、将来どこかでこの講座を思い出してもらえたら・・・と思っ
ています。
 
 
(来年度の講座はスタジオで行うことができるそうなので、さらに環境がよくなります)
   
 
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