ひとりがたり 斎藤隆介の世界*CDができました
2003年03月03日
「ひとりがたり ライブ CD」…「滝平二郎さんへの挑戦」

去年の秋、千葉県柏市に滝平二郎さんと奥さまをお訪ねしたときに、いろいろなお話をうかがいました。斎藤隆介さんのこと、斎藤隆介全集のことなど、貴重なお話の数珠つなぎ…このとき「斎藤隆介さんは、作品ができると、滝平二郎さんに何度も何度も読んで聞かせた…」ということを知り、斎藤作品が、目で読むものとしてではなく「語る作品」として完成していることの不思議が解けました。


’02/10/11
(秋晴れの日に)

そして、私は大胆な発言をしてしまいました。「多くの人が、『モチモチの木』や『花さき山』を滝平二郎さんの作品として記憶している。作品が絵本になったときに、視覚から得る情報にあまりにも力があったので、物語が絵の記憶に変わってしまうようになった。私は、お客さまに耳からの情報だけの世界にいていただき、斎藤隆介さんの世界に作品を取り戻したい」と。滝平二郎さんは、やわらかな秋の光の中で「それは、あまりにもぼくのことをよく言いすぎですよ」と、やさしく笑っていらっしゃいました。
写真:CD「吉田智子 ひとりがたり 第一回 斎藤隆介の世界」

また、作品が生まれるときのエピソードなどをたくさん知ることができました。滝平二郎さんから直接うかがった「とっておきの話」。東京公演でみなさまにおはなしできることを、楽しみにしています。できれば、滝平二郎さんと奥さまにも聞いていただきたいと、願っています。実現すれば、とてもうれしいことです。

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